人と比べないこと

仕事し始めてから10年。

２回目の転職で2年半。

未経験の分野のしかも結構専門的な業界にきてしまったので、入社後1年くらいまでめちゃくちゃ辞めたくて、毎日いつ辞めるか考えてました。

辞めたい、辞めたいって思ってたけど、辞めてどうするって考えもなかったし、前の会社もその前の会社も一定数残念な人がいるのが会社だと思ってたのに、この会社は社員のみんながほんとにいい人だったから、もったいないなぁ〜って思って辞める踏ん切りがつかなくて。

辞めたい理由も前向きじゃなくて、向いてないとか、周りと比べて劣ってるってことだけ考えてて、ただ逃げたかったんだろうな、と。

周りと比べて落ち込むくせに努力しなかった。

丁度そんな時、所属チームの変更があって、いいきっかけだったから、何か変えてみようと。

仕事は出来なかったけど、仕事をふりやすい空気だけだしておこう、と。

いつでもニコニコして、必ず全員に挨拶して、積極的に話しかけて、周りの人のサポートからやってみようと。

もはや本来の仕事じゃないところでもいいから、とにかく会社で1番の何かになろうと。

そうしてるうちに、なんとなく居場所をみつけて、居場所が見つかると、こうしたらもっと良くなる、自分がこう動けばもっと円滑に回る、こういうことをしていきたいっていう意欲が自然とわいてきて、ちょっと仕事楽しいかもって思えてきました。

今思うと、他の人と比べる事ほど、無駄なことはないな〜って思います。

人が会社で仕事をするってことの意味って、足りないことを補ったり、それぞれの得意分野で力を発揮することで回していくことなんじゃないかな、と思う次第です。

先日、上司や先輩に、「ほんとによく成長したね」「あなたが居ないと今のチームは回らない」「あなたの仕事量はほんとに凄い」って言ってもらえて、辞めたかったけど辞めなかった当時の自分に、ありがとうございます！って気持ち。

#アラサー #思考回路 #仕事